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第47回 関東甲信越静地区造形教育研究大会 東京大会
               第8分科会に参加して


 東京大会に出かけました。会場は,茗荷谷にある茗台中学校でした。
参加したのは,我が栃木県も発表した第8分科会です。


第8分科会テーマ 『つくる喜びを味わおう』


◆発表の主な内容(発表順)

 1.群馬県  藤ア先生
   「あなたはデザイナー 〜販売するデザインを考案しよう〜」 

   身の回りにあるデザインを参考に,自分なりのポストカードのデザインをしよう,という実践です

  アイデアの作り方など,とても丁寧に指導されていました。また,1年生の時に行ったレタリングの授業を
  生かして,カードにもレタリングをさせるなどつながりのある内容でした。構成美の要素など押さえるところは
  きちんと押さえていたのも良かったと思いました。作品は,A4で清書して,その後スキャナーで取り込んで
  カードサイズにすることで,実際に製品化するイメージを持たせていました。


  <考察>
   この実践の面白いと感じたのは,美術館や販売店での作品展示を検討したところです。
   作品を作るだけでなく,実際に身の回りで売られることを想像するのは,社会との結びつきをイメージさせる
   大切な場だと感じました。作品をただ展示するのではなく,こうした先を見越した進め方も有効だと思いました。

2.埼玉県  山内先生
   「仮面はおもしろい」 

   仮面を作る授業です。フルフェイスの仮面は迫力がありました。最後に仮面を付けてダンス等のパフォーマ
   ンスを行うそうです。その時は,仮面ではなく,簡単な衣装も合わせます。発表の練習は昼休みや休日も使っ
   て子ども達で行うそうです。最後に,キャラクター的なものに走りがちな生徒,表情を作らないのっぺらぼうを
   作る生徒にどう対処すればよいか助言を求めました。

  
<考察>
   張り子で仮面を作る題材は決して新しいものではありませんが,ユニークなのは発表会があること。これは,
   仮面というものをちゃんと生かした活動だと思いました。仮面は,かぶってみて,踊ったり劇をしたりすることで
   本来の価値があるものですから,そこまでやったのは凄いと思います。できた仮面を,ただ並べて展示するくら
   いなら,思い切ってこのくらいやってみるのもいいと思いました。
    ただ,このことが,後で物議をかもしだしてしまうのですが・・・。その前に,最後の発表を・・・。


3.栃木県  小林先生
   「コンピュータを使った授業の展開」

    この発表は,特定の題材の発表ではなく,授業の中でコンピュータを使い,生徒の興味関心を高めようという,
   教師サイドの工夫の発表でした。マーク制作の授業での例を示していましたが,授業の導入で見せるプレゼンは,
   圧倒的な情報の数と見やすい構成で,生徒の発想を広げるの大いに役立っているのではないかと思いました。
   また,先生の取材力はすごいです。デジカメを離しません。(地元だけ写真付きですいません)

      
        <発表する小林先生>                <助言する橋本先生>

  <考察>
   教師サイドの発表でしたが,逆にそれが新鮮でした。コンピュータも使いようです。参考作品の見せ方は,とても
   重要だと思います。そこに教師の意図が見え隠れするからです。そして,成功への期待感を高めます。きっと多くの
   先生が導入はいろいろと工夫しているのだろうな,と,思いました。後で聞いた話ですが,小林先生は,画像CDを
   地区内の先生方に配布したそうです。これも,とてもいいことです。共有化はうらやましい限りです。


さて・・・・・
 これらの内容がすべて発表された後に研究協議となりました。そこで,ちょっとした問答がありました。それは・・・
 2.の仮面の授業について,
 「ダンスまでやるのは,美術としてはどうなのか。」という指摘でした。
 指摘した先生は,どうも,そこまでやるのは美術ではないのではないか,と,いうことのようでした。
 指摘された方は,助言の先生が答えていましたが,美術の広がりとしていいのではないか,という答えで,
 意見は平行線になってしまい,押し問答的になってしまいました。

どうしてそうなってしまったのでしょうか?
申し訳ないのですが,すぐに答えが分かってしまいました。
それは・・・
私の個人的な意見を見たい方は進んでください。  click!


【雑感として】
 
どの発表でも言えたことが一つあります。
 それは,やった実践の素晴らしさは分かるが,そこにどんな子どもの「学び」や「変容」があったのか,
 ということが十分に伝わらない歯がゆさがあったことです。きっとあったのだろうということは,紹介された
 生徒の作品でなんとなく分かりますが,生徒の感想をもっと紹介するなどしないと,伝わってこないです。
 作品に向かった生徒の生の声は,やはり貴重です。特に,今回のこの分科会のように,題材的に特に
 真新しいものでない題材の場合,(であるからこそなお,)どんな助言や展開の工夫をして,高めたのかを
 知りたいというのもありました。
  あと,よけいなことですが,
 発表の時間は守りましょう。飛び出しても,せいぜい3分くらいには・・・。
 メインは発表でなくて,その後の研究協議なのですから,協議に十分な時間が取れなくなりますから。
 発表も,後ろが使えているのですから・・・。
 助言の先生方も同じ。語りたい気持ちも分かりますが,主役は発表者ですから・・・。